今年の収穫がすんで、ホッとして辺りを見回すと、もう桜の葉っぱが色づき、散り始めています。季節の移ろいが早く感じられる昨今ですが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?
9月17日の千原千年の森での下刈り、10月1日の千年の森・自然体験教室の稲刈りと収穫祭では、皆様に参加していただきどうもありがとうございました。
千原では、前回刈り残した草たちを刈り、草の中からたくましく顔を出した苗木たちと対面することができました。ヤマザクラの木も成長し、来春の花の季節が待ち遠しい感じでした。
また、井内では、天候が思わしくない中でしたが、納屋の前の稲刈りを行い、今年の新米を味わうことができました。かまどの上にブルーシートで屋根をつけたり、焼き芋をするのに、ドラム缶を半割にした炉の上にも鉄棒を使ってもう片方の半割のドラム缶の屋根をつけたりと、即座に雨をしのぐ工夫ができることが、すごいなぁと感心!おかげさまで、子どもたちにとって忘れられない貴重な体験ができました。この様子を南海放送の地上デジタル放送開局記念もぎたてスペシャルで放送していただいたことも、忘れられない思い出ですね!
どうもありがとうございました!
森の活動
この秋は、〜森を愛する愛媛から〜もりもりCO2ダイエットという取り組みをします。
木は燃やせばCO2を出しますが、それを森が吸収してくれます。
昔から使ってきた木の燃料は、今、地球に一番やさしい『新エネルギー』として注目されています。
木や植物などの生物資源を燃料として使う、バイオマスエネルギーです。
昔ながらに薪や、炭を利用することはもちろんですが、山に放置されている未利用材をチップにして乾燥し、ペレットにしたものを利用する試みが始まっています。ペレットを利用するストーブや、ボイラーは、燃料を供給するところが自動的にできるので、薪や炭を使うよりも手軽に使えます。街で暮らす人たちにも使いやすいですね。
岩手県では試みが広がっているそうで、近くには、高知県と岡山県にペレット製造工場があります。ペレットストーブなどを使う人が増えれば身近にペレット製造工場ができていく可能性もありますね。
今回は、えひめ森林ボランティア連絡協議会の協力を得、東温市や南海放送と連携して、@県内4箇所一斉に行う森の活動(11月19日)や、Aペレットづくりの体験、B誰でもできるもりもりCO2ダイエットとして『マイ
バック』と『マイ箸』を使おうキャンペーンをします。
森の活動は、山を間伐し、未利用材を搬出する活動を中心に行っていきます。
川内千年の森の、昨年植樹した平らなところへ行くときに、池の方から上っていく道で初めに林の中に入るところがありますね。そこが今年間伐する場所です。それと続いているところに未利用材が眠っているので、その、使えるところを運び出してペレットの原料にしようとしています。
多くの皆様にご参加いただけますよう、ご案内いたします。
1 日程
◆2006年10月15日(日) 9:00から16:00
集合 9:00 川内千年の森駐車場
場所がわからない方は、8:40に三内農協駐車場までおいでください。
9:00〜9:30 はじめの会、自己紹介、森へ移動
9:30〜12:00 間伐、間伐木の玉切り、地ごしらえ
12:00〜13:00 昼食
13:00〜16:00 間伐、間伐木の玉切り、地ごしらえ、感想発表会
16:00 解散
◆2006年10月29日(日) 9:00〜16:00
集合 9:00 川内千年の森駐車場
場所がわからない方は、8:40に三内農協駐車場までおいでください。
9:00〜9:30 はじめの会、自己紹介、森へ移動
9:30〜12:00 間伐、間伐木の玉切り、運び出し、チップ化
12:00〜13:00 昼食
13:00〜16:00 間伐木の玉切り、運び出し、チップ化、感想発表会
16:00 解散
2 持ち物
作業のできる服装、帽子、作業靴、雨具、弁当、水筒、皮手袋、タオル等
参加ご希望の方は事務局までお知らせいただければ幸いです。
また、チェンソーや刈りはらい機を使用される方は別途保険に入りますので、お知らせいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。